こんなデータが公表されてたのか…

各種統計情報や白書などから、ちょっと気になるデータをご紹介 日々のビジネスの情報入手にお役に立てれば...
データシステム経営研究所

65歳を超えても働くニッポン

人口動態統計によると日本の人口増減率は

2007年からは 11年連続マイナスとなり減少幅も拡大


図1

平成29年人口動態統計 VITAL STATISTICS OF JAPAN 2017(厚生労働省)

そうしたなかで、日本人人口に占める65歳以上の割合は2018年の段階で
28.5%まで到達している。


図2

統計ダッシュボード (https://dashboard.e-stat.go.jp/)のデータを加工して作成

人生100年?時代において、希望者全員が66歳以上働ける企業の状況は全体で11%ほど
大企業は当然のごとく低いようです。

もちろん老後に向かって資産づくりも大事ですが、66歳以降もやりがいをもって働ける
仕事を早いうちから準備しておくことも大事ですね。

図3

「平成30年「高年齢者の雇用状況」」(厚生労働省) (https://www.mhlw.go.jp/content/11703000/000398101.pdf)を加工して作成







人気ブログランキング

過労死等防止対策白書

令和元年の過労死白書が公開されておりました。

念のため以下が過労死の定義になります。

『(過労死等の定義)  
過労死等の定義は、過労死等防止対策推進法第2条に以下のとおり定義されている。
ア.業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡
イ.業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡
ウ.死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害 』


脳・心臓疾患に関わる労災請求件数は平成14年ごろから800件前後で変わらない。
労災請求が多いTop 3は
1. 道路貨物運送業
2.その他のサービス業
3.飲食店
なるほど労働時間が長いと思われる業界ですね。
脳心臓

精神障害に関わる労災請求件数は右肩上がりで30年度は1,800件を超えている。
労災請求が多いTop 3は
1. 社会保険・社会福祉・介護事業
2.医療業
3.道路貨物運送業
道路貨物運送業はダブルでランクイン、介護・医療を支える方々の精神障害が上位になっているのは大きな課題であり、現実なのですね。
精神

出典
令和元年版過労死等防止対策白書(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/19/index.html




人気ブログランキング
人気ブログランキング
  • ライブドアブログ